「ハチドリのひとしずく食堂」のおばんざいの話

ルヴァン杯2021。ファイナルルーザーという経験の話

ファイナルルーザー。
決勝戦での敗者のこと。

「ファイナルルーザー」って検索してもあまり出ない単語ですが、ルヴァン杯2021決勝で破れたセレッソサポーターでこの単語を使う方がおられたので語ってみます。

セレッソはシルバーコレクターと呼ばれるくらいカップ戦の決勝で負け続けてきました。
天皇杯94年の平塚、2001年清水、2003年磐田。
2015年の昇格プレーオフ福岡戦もカップ戦ではないけどファイナルルーザーに含まれるかな。

リーグ戦とは違って、カップ戦の決勝は相手チームにも優勝が掛かっています。
だから独特の空気感が生まれ、試合終了時はどちらかのチームが歓喜します。

もし負ければ相手チームの喜ぶ姿を目の当たりにし、ニュースもその話ばかり。
敗戦時のショックというのは本当に大きいです。
それは今回のルヴァン決勝の敗戦で感じたサポーターも多いはずです。

セレッソを長く応援してきたサポーターはこのファイナルルーザーの経験を経て、あの時どうするべきだったのかだったり、どのように戦うべきだったのかだったり、どう応援することが選手の力になるのかを考え、その経験を糧にしてきました。

サッカーっていうのは本当に一瞬の出来事が勝敗を分けるし、その一瞬の出来事をセレッソ側に持ってくるツキやきっかけ。
それらをどう手に入れるかをサポーター同士、語りながら歴史を刻んできました。
そして辿り着いたのが1つ目と2つ目の星だと思っています。

まあ正直言ってぼく自身、今はこんな「前を向こう」みたいな話を書いていますけども、過去のファイナルルーザーの時は燃え尽きるような感覚になったし、あのプレーがどうとかあのジャッジがどうとか「タラレバ」ばっかり言ったりしていました。
立ち上がることが遅かったです。

でも自分が燃え尽きてる間でも、他のセレッソサポーターの方々はセレッソを応援し続けてるんですよね。
それを見て「あかんあかん、やっぱり応援せな」ってなって、何度も立ち上がってきました。
燃え尽きるって燃えた証拠なんですよ。
熱く戦った証拠なんですよ。

悔しい想いを吐き出していいと思う。
すぐ火が着かないなら少し休んでもいいと思う。
でもファイナルルーザーを経験して立ち上がれた人間は強いと思う。

立ち上がって、一緒にリベンジャーになろう。

あと最後に2つだけ。

1つはルヴァンカップFINALモデル販売の件。

カップ戦決勝まで行ったらクラブ側も、優勝決定の瞬間に優勝グッズを販売できるように準備をしています。
負けるということはその在庫を廃棄することになりますし、その後の予定も崩れてしまいます。
正直痛い。

でも負けた後でも少しでも商機を掴もうというユニ販売の姿勢はたくましいなと感じました。

もう1つ、ローランド様の名言も紹介しておきます。
今はタイトル獲得の途中ってだけ。