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乾貴士が「俺はボランチをやってみたいんです」って言ってる話

乾貴士のインタビュー記事『「昔のイメージで語らないでください」元日本代表MF乾貴士の今』で、乾がボランチをやってみたいっていう話をしています。

年齢もあってドリブルがきつくなっているようで、それを踏まえてのコメントみたい。

体の衰えは避けられないものだし、いろいろな可能性を模索しておくのはいいことじゃないかなあと思いました。

――いつから個で打開できないと感じ始めた?
「一昨年ぐらいじゃないですか。1対1の勝負で抜き切るまでのところは、今はちょっときついかもしれない。ボールを持った時に、周りを使って局面を打開するアイデアはいろいろ出てきますけど、長いドリブルはできなくなってきてますね」
――自身の中で限界が見えてきている部分もある?
「もちろん見えてきてますよ(苦笑)。本音を言えば、ポジションを変えたい。左サイドのポジションは、俺みたいなおっさんがやるようなポジションじゃないしね。同年代でも、家長(昭博=川崎)君みたいな体の強さや速さがあればできるでしょうけど、やっぱり若い子の方がいいよ。今の自分では敵わないっていう思いがあるんです」

https://news.yahoo.co.jp/byline/motokawaetsuko/20220301-00284058

マリノス戦では3人を抜く見事なプレーをしていた乾だけど、長いドリブルってできなくなっているみたい。
まだ今はやれるけど、限界が見えてきてるから新しいプレーを模索しないとって感じなんかなあ。

乾はスペインで守備をしっかり学んできたのもあるし、ボランチに興味を持つのはそういう所もあるのかも。

乾に守備的ミッドフィルダーっていうイメージはないけど、1アンカー2センターハーフのセンターハーフのポジションなら面白いプレーを見せてくれる気もする。

乾はドリブルを活かしながらのパスも出せるし、周りを使いながらショートパスで抜け出すプレーを見せてくれたら長いドリブルに頼らなくても済むし。

――実際にポジション変更の可能性は?
「今季はないと思います。ただ、俺はボランチをやってみたいんです。一番頭を使わないといけないポジションだし、そんな甘いもんじゃないんで、ちょっとずつ慣れていくのが優先ですけど。今年できるか分かりませんが、この先はそういうポジションでプレーする可能性もあると思います」

https://news.yahoo.co.jp/byline/motokawaetsuko/20220301-00284058

記事のタイトルにもある「昔のイメージで語らないでください」の話。

ぼくたちの中にある乾はドリブルで相手を切り裂いてシュートを決めるようなイメージ。
でも年齢だったり、チームに求められることだったりで乾のプレースタイルもこれから代わっていく。

自分の中のイメージと違うプレーをした場合、持ち味が出ていないなんて評価をしたくなることもあるかもしれないけど、変化しようとしている選手をしっかり見て正しく評価しないと駄目だなと思いました。

ついこの前、高校サッカーやってたと思ってた乾が今年で34歳。
1年でも多く乾のプレーを見続けたいなと。
そのために乾がやろうとしていることをしっかり見て、理解した上で応援したいなと思いました。