「ハチドリのひとしずく食堂」のおばんざいの話

2022.8.27 J1第27節 サンフレッチェ広島vsセレッソ大阪 試合レビュー

リーグ戦3連勝、ルヴァン杯でも劇的な勝利で勝ち上がっている好調セレッソ大阪。
リーグタイトルに照準を合わせて挑んだサンフレッチェ広島戦でしたが0-3の敗戦。

序盤はセレッソがペースを握って広島ゴールに迫るも、前半25分に先制弾を喰らってしまう。
前半の内に追いつけず、後半に入ってからは広島にペースを握られてしまい、途中交代で選手を投入するも結果として0-3での敗戦。

上を目指すセレッソにとっては痛い試合となってしまいました。

前半はペースを掴むもビハインドで折り返す

セレッソは加藤と上門が2トップの4-4-2。
序盤からいつものように前からのプレスを心がける戦いで、シュートチャンスを作っていく。
前半23分の飲水タイムまでは広島のシュートを0に抑えていい流れを作っていました。

しかし飲水タイム後、すぐのプレーで広島のクロスを防げずに失点。
左からのクロスに対してファーがぽっかり開いてしまい、右ウイングバックの茶島に決められてしまいました。

それでも前半はセレッソがリズムをつかんだままシュートチャンスを作っていきます。
しかし前半のうちに追いつけず。

チャンスが少ない中でも1点を決めきる広島と、好機を作りながらも点が決めきれないセレッソという構図の前半でした。

アタッカーを投入するが点に繋がらず

後半に入って広島も修正。
1点のリードを上手く生かしながらカウンター気味にリズムを作っていきます。

一方のセレッソは前半とは変わって攻撃するシーンが減っていきます。
すると63分に北野、山田、パトリッキと推進力のある3枚を投入します。

北野とパトリッキの走力を期待するセレッソでしたが、広島は2人が走れるようなスペースを埋めていきセレッソはチャンスを作れない。

75分には清武、メンデスを投入して攻撃の手を強めていきますが、81分にカウンターから失点。

AT9分の表示を見てそれでも追いつくチャンスを伺ったセレッソでしたが北野とメンデスで作った決定機は決めきることができず、逆に終了直前に3点目を献上してしまい無得点での敗戦となりました。

9月7日天皇杯での再戦に向けて

リーグ戦での連勝やルヴァン杯での劇的な勝ち抜けなどもあって気持ちも上がっていたセレッソではありましたが、リーグ優勝を目指すための大一番で0-3という手痛い敗戦になってしまいました。

ただ、小菊監督が「幸いにも、天皇杯でリベンジする機会がありますので、しっかりそこでリベンジしたい思いが一つです。もう一つは、成長する時には、このような悔しい思いや困難を乗り越えた時に、またチームとしても個人としても成長すると思いますので、今日の敗戦で、またチームとして強く、逞しく成長できるように、やっていきたいと思います」とコメントしている通り、広島にはすぐにリベンジする機会があります。

試合に負けるというのは、相手から駄目なところを指摘されているようなもの。

今回で言うならば失点後の重圧の中でどれだけミスを減らせるかであったり、この試合で形にならなかった清武のボランチ起用を今後どうするかであったりなどなど、修正できるポイントは多くありました。

敗戦を敗戦として受け止め、次の戦いに向けてすぐに修正していく。
変化させるところは変化させ、継続する部分は自信をもって継続していく。
そうやって強いチームに変わっていくんだと思います。

ここまで勝利が続いていたセレッソ。
勝ち続けるとどうしても気分が上がり気味になるし、そんな中で敗戦が来ると反動のようにガクッと気持ちが落ち込むこともあると思います。

勝っても浮足立たず、負けても落ち込まずにすぐに立ち上がる。
そんな絶妙なバランスのメンタルを求められている時期だなと感じました。

今年は広島相手に2敗していますが、天皇杯では必ず勝利してタイトル獲得まで進んでいきましょう。