「ハチドリのひとしずく食堂」のおばんざいの話

乾貴士がセレッソ大阪に復帰。「謎の練習生」「乾いてる」など乾についてあらためて語ります

2021年、セレッソ大阪に10シーズンぶりに乾貴士選手が復帰しました。
10シーズンぶりとなると乾選手の事をあまり知らないセレッソサポーターも多いんじゃないかと思います。

そこで乾選手がなんでこんなにセレッソサポーターに愛されているのかを、あらためて語っていきたいと思います。

いつもスタジアムでは「乾」って呼んでたので、あえて「乾選手」ではなく「乾」って書いていきます。

乾の名前がサッカーファンに広まったのが2004年の全国高等学校サッカー選手権での優勝じゃないでしょうか。

滋賀県の野洲高校で、セレッソにも在籍した楠神順平選手たちと全国大会優勝。
そのサッカーの美しさから「セクシーフットボール」とも呼ばれました。

乾は横浜Fマリノスに入団でプロ入りしましたが、マリノスではなかなか出場機会を得ることが出来なくて、当時J2だったセレッソ大阪にレンタル移籍で加入。
2008年のことです。

当時のセレッソはJ2降格で主力選手が抜けてしまい、若手選手を使いながらチームを立て直していました。

そんな時に台頭したのがご存じ香川真司。
ドリブルセンスとゴール前の落ち着きでセレッソの攻撃を牽引。
U23代表とA代表のダブル招集されるぐらいの大活躍を見せました。

でもJ2って代表期間に休みが無いので、真司が代表招集されている間はセレッソは真司抜きでリーグ戦を戦うことに。
なので乾はその真司が代表招集で抜けた穴を埋めるべく加入しました。

が、穴埋めどころか推進力のあるドリブルと周りを活かしたパスワークに加えてゴールまで取れるという大活躍。
さらに真司とは「え?ずっと一緒にプレーしてました?」とツッコミたくなるぐらいの素晴らしい連携を見せるんですよ。

2人の連携は漫画「キャプテン翼」の翼&岬ゴールデンコンビにも例えられるぐらいの素晴らしいコンビネーションでした。

2008年は昇格できなかったんですが、2009年には完全移籍でセレッソに。
1試合4得点という試合を2回も見せるほどの活躍でセレッソのJ1昇格に貢献しました。

2011年の夏、惜しまれながらもドイツ2部のボーフムに移籍。

しかし、その後セレッソ大阪で不思議な現象が起こります。
練習試合のメンバー表に「練習生」という謎の選手が頻繁に現れるようになるのです。

海外リーグのシーズンオフ中には必ずと言ってもいいほど「練習生」の表記が。

この謎の練習生は一体…

そして練習場である舞洲に足を運んだセレッソサポーターは口を揃えて言います。

「舞洲乾いてる」

謎は深まるばかり…

Takashi INUI Goal – Belgium v Japan – MATCH 54
https://www.youtube.com/watch?v=ch5PuYu1aaM

乾は2018年ワールドカップメンバーに選出。

2008年、2009年ぶりに香川真司と美しいコンビネーションを魅せながら日本全国のサポーターを沸かせ、ワールドカップ2ゴールを決める活躍でベスト16入りに貢献しました。

乾はうるさいぐらいワイワイ騒いでチームを明るくするし、と思ったら審判に文句言って退場してファン感謝祭でそれをみんなにイジられたり、前半のプレーに納得が行かなくてハーフタイムでキレて監督から謹慎処分食らったりとか。

いろんなところに人間味を感じるから感情移入しやすいというか、等身大に感じるんですよね。
それこそセレサポの友だちが何か知らんけど選手としてプレーしているような不思議な感覚。

10年ぶりのセレッソ大阪復帰となりましたが、この10年間ずっとセレッソに寄り添ってくれていた乾。
ぼくたちの前で成長した姿を見せて欲しいなと思います。

これからはずっと乾いてる。