ルヴァン杯第3節。
ここまでガンバ、鹿島とのアウェー2連勝で勝ち点6を積み上げてきたセレッソでしたが、第3節大分戦でも6得点を奪う勝利。
3戦で勝ち点を9に伸ばし、得失点差でも大きく優位に立つ結果になりました。
目次
大分の3バックを崩せずセットプレーで失点する前半
大分は11連戦の9戦目。
いまは負傷の離脱者も多く、急増の3バックでセレッソに挑むことになりました。
中2日で準備もあまりできなかったとのことでしたが、中央をしっかりと閉める守備でセレッソの攻撃を防いでいました。
セレッソは3バックで来ることは予想していなかったと思うけど、上門と北野の2トップのプレッシングは要所で効いていて、得点は奪えないものの高い位置でボールを奪取する怖さを何度も見せていました。
でも点が取れないときに怖いのがセットプレーで、密集地帯にこぼれたボールをかきだしきれずにセレッソは失点。
なんとか前半のうちに同点に追いつきたかったけど、中央をしっかりと締めてくる大分の守備を崩せず1点ビハインドで前半が終わりました。
ハーフタイムで大分の5バックに対応からの逆転
ハーフタイム中に立ち位置を修正したセレッソ。
毎熊の位置が少し高めになり、中原と右サイドで好連携を見せるようになりました。
毎熊は元FWだけあってフィジカルを使うような突破だったり、ドリブルで強引に縦に行く形も見せる。
中原と毎熊はお互いの特徴を把握していたようで、試合後のコメントではこんな話もありました。
Q:その中原選手との縦関係について。サイドに張る部分と中に入っていく部分など、関係性で意識していることは?
https://www.cerezo.jp/matches/2022-03-26/
「輝くんは、中に入っても外でもタメを作れる技術があります。練習中から、お互い、重ならずに、どっちかが外に出たら、どっちかが中に入ることは連係として意識してやっています。自分は中でも外でもオーバーラップが良さでもあると思うので、輝くんがタメを作ってくれることで、出しやすいです」
47分、FKの流れから生まれた鈴木のシュートを毎熊がコースを変えて同点。
50分にはクロスのこぼれ球を中原がシュートし、これはリフレクトもあってゴールネットを揺らして逆転。
中原のゴール時の大分の守備を見てみると分かるけれども、大分はなかなか守備ラインを上げることができずペナルティエリア内で事故が起こりやすい状況だったと思う。
その後、為田のクロスから岡澤がゴールを決めて3-1にしたところで大分はいつもやっている4バックに戻す。
しかし流れは変わらず合計6得点でセレッソが快勝する結果になりました。
その他
大分は11連戦の9戦目、負傷者が多い中での急増3バック。
この後も中3日で仙台アウェー戦が待ち構えているということを考えると、大分にとってこのルヴァン第3節は難しい試合だったのかなと思いました。
一方でセレッソはホームゲームを勝てていない中でなんとか流れを変えたいと強気で挑んだ試合。
小菊監督はメンバーを入れ替えることが多く、常にサバイバルのような状態になっているので選手たちも結果を絶対に出すと意気込んでいたと思います。
リーグ戦ではまだホーム勝利が無いので、この勝利をリーグ戦への流れに持って行って欲しいところです。
🌸大分戦の選手・監督コメントを更新しました🌸
— セレッソ大阪オフィシャル (@crz_official) March 26, 2022
本日の選手コメントは、#岡澤昂星 、#毎熊晟矢 選手です🎤
🗣コメントはこちら👇https://t.co/b6r8NmyO2e#セレッソ大阪 pic.twitter.com/0iF3JszZWg